医師
医師の仕事は大きく分けて、患者に直に接して病気や怪我の治療にあたる臨床医師と病気の原因や治療法を研究する研究医があります。分野としては内科、外科、脳外科、消化器内科、産婦人科、小児科、歯科、整形外科、形成外科、
皮膚科, 泌尿器科、耳鼻科、眼科、循環器科、精神科、心療内科などがあります。医師になるには医科大学や大学医学部で6年間の専門教育を受け、医師の国家試験に合格した後、出身の大学病院などで2年間、臨床研修を積む必要があります。医師は儲かるというイメージが強いですが、実際に金持ちなのは一部の開業医だけで、大学病院、総合病院の勤務医は夜勤もあり、多忙な上に神経を使う仕事で、若い頃はさほど給料も高くありません。
看護師
医師の仕事を手伝って診察・検査・手術などの治療活動をおこなうほか、患者の介護に当たる仕事です。看護師になるには、高校を卒業後、国の指定する養成機関で3年以上の専門教育を受け、国家試験に合格する必要があります。あるいは高校の衛生看護科や看護婦学校を卒業し、准看護師の国家試験に合格後に実務経験を経て看護師の国家試験に合格する方法もあります。(→日本看護協会)
看護師を目指す人は以下の本をお読みください。
『看護師になるには 』
『ナースのための進学・留学・資格ガイド
(2006〓2007年)
』 照林社 (2006/03)
『ナースのための大学・大学院案内〈2007年度用〉
』 学研
助産師
妊娠から出産、育児期まで母子の身体的かつ精神的なケアをおこなうとともに、妊婦や新生児の母親に対してキメ細やかなアドバイスや支援を提供する仕事です。全国で2万人以上の人が助産師として、おもに病院や診療所で働いています。
助産師になるには、まず看護師の資格を取ったうえ、指定された学校や養成所で専門教育を受ける必要があります。(→日本助産師会)
保健師
保健所や市町村の保健課に勤め、乳児検診や成人検診、健康相談や健康上のアドバイスなどをおこなう仕事です。会社や工場などの診療室で、従業員の保健指導・健康管理にあたる保健師や、学校の養護教員として生徒の健康を管理・指導する保健師などもいます。保健師になるには、看護師の国家資格を取得した後に国の指定する養成機関で受講する必要があります。(→地方自治体の保健・衛生部門)
興味のある方は『保健師・助産師・養護教諭になるには
』をお読みください。
歯科医
口内の病気の治療や歯を失った人への入れ歯や差し歯の導入、歯並びの矯正などをおこなう専門の医師です。近年は歯磨きの習慣が一般化して虫歯の治療は減少していますが、歯の矯正ニーズは伸びています。歯科大学や大学の歯学部で6年間の教育を受け、国家試験に合格する必要があります。また、合格後には病院での1年間の臨床研修が義務付けられています。
歯科衛生士
歯科医院や保健所、保健センターなどで歯垢の除去や口内の薬品洗浄、適切なブラシング指導、歯に関わる病気の予防指導をおこなう仕事です。歯科衛生士のコースがある大学や専門学校に通って国家試験に合格する必要があります。 (→歯科技工士)
リクルート進学ネットで関係する資格を調べたい方はこちら(→ 歯科医療に関する資格)をご覧ください。
医療事務
医療機関に所属し、法規に基づく診療報酬点数を計算してレセプトと呼ばれる診療報酬明細書をつくる仕事です。
ほかにも患者の受付や診療部門・病棟でのクラーク業務、カルテの管理などがあります。(→医療秘書)
ケイコとマナブ.netでもっと詳しく知りたい方はこちら(→ 医療事務)をご覧ください。
関連する資格について知りたい方はこちら(→ 医療事務関連資格)をご覧ください。
医療関連事務の派遣仕事を探すならhttp://haken.adecco.co.jp/work/kind/41.html こちらをご覧ください。
【参考書】
『医療事務の仕事をめざす本
』 西東社 (2005/05)
『医療事務職をめざす本
』 成美堂出版 (2004/06)
『介護報酬請求事務 』 西海
博之 (著) 建帛社 (2004/05)
移植コーディネーター(ドナーコーディネーター、レシピエントコーディネーター)
病気や怪我などで臓器移植を願う患者(レシピエント)と臓器提供者(ドナー)を結びつける仕事です。ドナーコーディネーターは市民に対して臓器提供への理解を求める啓発活動をおこなうとともに、提供希望者がいた場合には善意に報いるべく移植が円滑に進められるよう各機関に働きかける仕事です。レシピエントコーディネーターは、移植を願う患者が安心して移植手術を受けられるよう希望登録や移植手術の手配、患者のケアをおこないます。(→(社)日本臓器移植ネットワーク)
『移植コーディネーター―医者と患者の新しい“パイプ役”
人と人の命をつなぐ
』 コスモトゥーワン (2004/11)
メディカルトレーナー
メディカルトレーナーとは、スポーツでの怪我や過剰な運動による故障といった障害をもつ人が回復できるよう、必要なコンディショニングやリハビリテーション、トレーニングをおこなう仕事のことです。理学療法士や柔道整復師、鍼灸師などの資格があると有利です。
ケイコとマナブ.netでもっと詳しく知りたい方はこちら(→ メディカルトレーナー)をご覧ください。
理学療法士 (フィジカルセラピスト[PT])
病気や怪我などで身体に障害のある方に対し、機能回復をはかるため、治療体操やマッサージなどの運動療法や温熱療法、電気治療などを組み合わせて治療やリハビリテーション、訓練・指導をおこなう仕事です。活躍の場は総合病院やリハビリテーション施設、老人介護施設などです。理学療法士になるには国が指定する大学・短大・専門学校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。詳しくは『理学療法士になるには 』をお読みください。
作業療法士(オキュペーショナルセラピスト[OT])
病気や怪我などで心身に障害のある方が、木工や絵画、園芸、手芸などの作業を通して心身の機能を回復し、日常生活に戻れるように訓練・指導をおこなう仕事です。作業療法士になるには作業療法士の養成施設(大学・短大・専門学校)を卒業し、国家試験に合格する必要があります。詳しくは『作業療法士になるには 』をお読みください。
リクルート進学ネットで関係する資格を調べたい方はこちら(→ リハビリを支える資格)をご覧ください。
視能訓練士
眼科医師に従って、目の機能検査(視力検査、色覚検査など)をおこない、機能の回復させるための矯正訓練やアドバイスをする仕事です。視能訓練士になるには専門の養成施設で教育を受け、国家試験に合格する必要があります。(→日本視能訓練士協会)
『視能訓練士―スペシャリストへの道〈3〉 』 メディカル葵出版
(2006/01)
言語聴覚士
病気や事故、発達上の問題などによって発声や聴覚の障害や失語症、言語機能の不全がある人に対し、問題のメカニズムを解明し、コミュニケーションができるだけ円滑に取れるよう必要な訓練を指導するなどの援助をおこなう仕事です。摂食障害や嚥下障害の人にも対応します。医師や看護師、理学・作業療法士、ケースワーカー、カウンセラーなどとチームを組んで取り組むことが多いです。言語聴覚士になるには、指定された大学や養成所(3年〜4年制の専修学校)に通学し、国家試験に合格する必要があります。(→日本言語聴覚士協会)
ほかにも救急救命士や歯科技工士の仕事、厚生労働省の医政局・健康局・医薬食品局な、地方自治体の保健・衛生部門や保健所などがあります。レントゲン技師や検査技師ほか医療技術に関わる仕事はこちらをご覧ください。
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