総合科学技術会議の平成15年の調査会資料によると、企業等に所属する技術職の数はおよそ240万人(研究職43万人を含む)。ちなみに大学研究者の数は17万人、公的施設の研究者は4.5万人です。
企業の技術職はおもに、研究開発や製品設計、品質管理、製造技術、システム開発、保守などの仕事に就いています。おもに以下のような分野の技術者がいます。
なお、メカトロや自動車などの製造業には、次のような技術者の仕事があります。
設計技術者
商品企画部門やマーケティング部門など関係部署と一緒になって商品を企画し、設計図面をおこして製品の試作品をつくる仕事です。図面が引けるだけでなく、新しい技術動向や競合他社商品の特徴、原材料費・労務費の算定、販売計画や新規機能の採用がコストに及ぼす影響、市場性、量産性など幅広い知識が要求されます。
製造技術者
製造技術者は、設計技術者の作成した図面に従い生産ラインの労働者が製造・組み立てをおこなうにあたって技術指導する仕事です。技術的な面から製造品質と納期の管理をおこない、場合によっては量産性や品質を考慮して設計変更を指示・実施することもあります。
海外に製造拠点をもつメーカーでは、製造技術者が現地の技術者や部品メーカーに品質管理も含めた技術支援をおこなうケースがあります(→海外技術支援)。
金型設計者
金型はさまざまな製品を大量生産する上で欠かせないものです。金型設計者や射出成型技術者は、製品の設計者と連携しながら金型の設計をおこないます。
品質管理技術者(QAエンジニア)
品質管理のテリトリーは部品の品質、製造の品質、製品の品質などに分かれ、それぞれにチェック体制が必要とされます。新しい製品が企画されると、製品毎に品質管理基準を設定します。それに準じて量産試作認定や量産認定をおこないます。量産開始後にも部品の受け入れ検査や出荷検査をおこないますし、市場で品質問題があればカスタマーエンジニアと共に対応し、品質管理基準が誤っていたのかどうかレビューする必要があります。またISO9000などの品質基準を徹底するのも品質管理技術者の仕事です。
カスタマーエンジニア (フィールドエンジニア・サービスエンジニア)
販売された製品について実際に顧客を訪問し、使用状況などを確認しながら保守や点検、品質問題の対処、ときには顧客の要望に応じてカスタマイズをする仕事です。電話でクレーム対応やサポートをすることもあります。
海外に輸出される製品を製造するメーカーでは、国内にいては使用環境が不確かでクレームの内容の把握が困難です。そのため、海外の主要な市場にカスタマーエンジニアが駐在するケースも多くあります(→海外技術支援)。
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CADオペレーター
コンピュータを利用して設計、製図をおこなうオペレータです。関連する資格として、(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会が認定するCAD利用技術者資格があります。設計事務所や建築、自動車、精密機械業界のほか、アパレル関係や小さな鉄工所などにも普及しつつあるので、資格を取得していれば就職や転職、派遣登録の際に有利です。
ケイコとマナブ.netでもっと詳しく知りたい方はこちら(→ CADデザイナー・CADオペレーター)をご覧ください。
技術コンサルタント 鉄道設計技術者 家電製品エンジニア
エンジニアになりたい方は『エンジニアになるには
』を読むと良いでしょう。
[関連資格など]
プロフェッショナル・エンジニア(PE)
アメリカで創設された資格です。「公共の安全・健康・福祉に奉仕する」エンジニアの能力を認定するもので、特にアメリカでプラント工事を手がける際に有利になります。1次試験としてファンダメンタルズ・オブ・エンジニアリング(FE)の資格を取得し、4年間の実務経験を積むことでPEの受験資格が得られます。FEの受験資格は理工学系の大学卒業予定者以上。日本でもFEの資格試験が受けられます。詳しくはこちら(→NPO日本PE・FE試験協議会及びこちら(→ ファンダメンタルズオブエンジニアリング(FE)試験)をご覧ください。
MOT(Management of Technology)
企業の戦略的イノベーションを推進するための技術経営マネジメントのカリキュラムです。アメリカの主要な大学でコースを設けています。
【派遣の仕事】
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