化学・繊維技術者

医療関係技術者 メカトロ技術者 食品技術者 ITのプロになりたい ものづくりが好き

石油精製技術者
 石油は現代社会に欠かせない資源で、エネルギーとして使われるだけでなく化学繊維や合成樹脂、合成洗剤など幅広い用途に使われます。原油の精製には、蒸留分離や分解、不純物の除去、オクタン価を高めるための触媒反応などの工程があります。石油精製技術者はそれぞれの工程に必要な設備の開発や検査、制御、管理に従事する技術者です。化学系の大学・大学院を卒業し、石油会社や石油化学企業、油槽所、石油精製所などに就職するのが一般的です。


プラント設計技術者
 石油精製施設や天然ガスの精製・液化設備、発電所といったプラント(組立て[manufacturing]ではなく設備をメインとする製造施設)の基本設計・詳細設計をおこなう技術者です。 石油精製技術に精通するとともに建築や施工管理の技能・知識が要求されます。

合成樹脂(プラスチック)製造技術者
 プラスチックはナフサ(原油を蒸留して最初に出てくるもの)を原料にして作られ、自動車のバンパーやバイザー、カップ麺の容器、玩具、各種包装材、建材などさまざまな用途に使われています。合成樹脂製造技術者は、プラスチックを製品の仕様に合わせて加工するための成形機や検査・計測機器、溶着機、加工機などの開発や検査、制御をおこないます。

油脂化学技術者
 化学洗剤や合成洗剤、界面活性剤、 塗料などはプラスチックと同様にナフサを原料として作られています。油脂化学技術者はそうした油脂化学製品を開発するとともに、製造に必要な製造装置や加工機、検査機器の開発や検査、制御をおこないます。




化学繊維技術者
 ナフサを原料としたナイロンやアクリル、ポリエステル、パルプを原料としたレーヨンなど化学繊維を製造する技術者です。製造物によって製造装置もさまざまで、化学繊維技術者は求められる製品仕様に合わせて装置の開発や検査、制御をおこないます。

紡績技術者
 短繊維でわた状になった原綿や羊毛、アクリル、ポリエステル、レーヨンなどの原料を解きほぐし、何度も梳いて均一にし、撚りを加え、繊維製品のもとになる糸をつくる仕事です。紡績工程に必要なカード機や撚りをかける精紡機など、紡績工程に必要な機器の制御や検査、管理をおこないます。ちなみに「製糸」という言葉は一般的にカイコの繭から生糸をつくる場合に使われる言葉で、それ以外は「紡績」と言います。

織布技術者
 糸から布地をつくるには 糊付けや機上げ、製織、補修といった工程があります。織布技術者は、糊付けに必要な糊材の調合機や機上げ工程に必要な経糸分離機、自動引込機、各種の織機などの製造機器の開発や検査、制御に携わるとともに、原材料の受け入れ検査、製品の検査について技術指導をおこないます。

染色技術者
 繊維の染色加工は、毛焼きや糊抜き、漂白などの準備工程、染色工程(着色)、仕上げ工程などから成り立っています。染色技術者は化学染料や各種薬剤の研究開発や染色機器の開発・制御、染色工程の技術指導・検査などをおこなう染色の専門家です。

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