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話すのが好きと一言でいっても、実はいろんなパターンがあります。大勢を目の前にして話すのが好きな人、司会が好きな人、人にものを教えるのが好きな人、相談にのるのが好きな人、人のお世話をするのが好きな人、人の話を聞くのが好きな人、などなど。自分の傾向をあらかじめよく知っておくと適職を探すのに有利です。たとえば人の相談に乗るのが好きな人はカウンセラーを目指すのはいかがでしょうか。子どもの世話が好きなら「子どもの世話が好き」をご覧ください。
一般的に、人と話をするのが好きな人、いろんな人との出会いを求めたい人には販売や営業の仕事が向いています。なかにはほとんど喋らないのに優秀なセールスマンがいますが、それは顧客の話をよく聞き理解する力や顧客の信用を得る力などがずば抜けているのです。
仕事ですので、ただ話せばよいわけではありません。話すより前にまずとにかく相手の話をよく聞くことです。コミュニケーション能力はプレゼンテーション能力や相手の言うことを正しく理解する能力、人を説得する能力、交渉能力など複数の要素から成り立っています。
また、営業にはコミュニケーション能力だけでなく、相手に良い印象を与えるスキルや表情やしぐさで相手の心を動かす能力、うまく段取りをつける力、率先してパーティーや宴会などをセッティングする積極性、商品知識、顧客のニーズをつかむ力、顧客の財務状況を判断する力なども要求されます。
商品の企画や設計をする人には理解できないかもしれませんが、セールスパースンのなかには、ものが売れる理由は商品力が3割、営業力が7割と断言する人がたくさんいます。インターネットやITの普及によって、消費者と商品の間を仲介する営業は不要になるという考え方が一部に流行しましたが、それが幻想だったのは明らかです。
会話が好きといってもおのずと好きな話題があることでしょう。ファッションが好きな人はファッションセールスの仕事、車が好きな人は自動車ディーラーの営業、旅行が好きな人は旅行代理店、食べ物が好きな方は食生活アドバイザーなどの仕事が良いでしょう。これから団塊の世代が続々と定年を迎え、資金運用のアドバイスをする仕事に対してニーズが増えますので、ファイナンシャル・プランナーの資格を取って証券会社に勤めるのはいかがでしょうか。お金の殖やし方のノウハウが身につきます。
自分自身が欲しい物、紹介したいと思うものを販売するのが最も幸せでしょうが、巨大プラントや製造設備を売る人にも大きな金額を動かせるというやりがいがあります。
なかには話をするのが好きでも、初めて会う人の前に出ると緊張する人や見た目の印象に自信のもてない人がいるでしょう。そういう人には電話で仕事をするコールセンターが向いています。
−クレーム対応スタッフ
食品の偽装表示や不正表示をめぐる事件が増加して、消費者の企業不信が高まったことで、企業が消費者からクレームが受けるケースが増加しています。しかし、中には悪質な消費者による「いいがかり」的なクレームもあり、ことなかれ的な対応をはかると、かえって問題が広がる場合もあります。企業側としては事実を精緻に確認し、適切な対応を迫られています。
そこで社会的ニーズが高まっている仕事が選任のクレーム対応スタッフです。電話での対応やメールでの対応、ときには対面して対応しますが、ほかにもクレーム対応マニュアルの作成なども担当します。
クレーム対応スタッフは言葉の正確な使い方や正しいビジネスマナーのほか、相手の性格を見抜く洞察力や実戦的な心理学の知識が求められます。クレーム対応は人の総合知力が試される仕事です。いろんな人と話したい人にももってこいの仕事だと言えるでしょう。
『となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術
(中公新書ラクレ 244) 』 関根
眞一 (著) 中央公論新社 (2007/05)
『プロがこっそり教える完全「クレーム対応」の技術 』 山崎
一 (著) すばる舎リンケージ (2007/07)
―商品説明の仕事
販売促進を目的として小売店の店頭や催事場でお客様に商品の特徴や利点を説明する仕事です。
―デモンストレーションの仕事
ビジネスショーや展示会、ショールームなどでOA機器や自動車などの操作方法を実演して紹介する仕事です。
いずれも商品に関する正しい知識と人に分かりやすく話すためのコミュニケーション能力が求められます。
これらの仕事は主に派遣社員が担当します。商品説明やデモンストレーションの派遣仕事を探す方は こちらをご覧ください。
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