芸能界の仕事
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 かつては芸能界というと華やかな反面、「胡散臭い」「いいかげん」「暴力団と関係がありそう」といったネガティブなイメージがつきまとっていました。しかし、現在ではひとつの産業分野として確立されています。高度経済成長時代は製造業が主役として日本経済を支えていましたが、今後はアニメやゲームを含む文化産業が成長分野として期待されています。
 芸能界の花形といえばアイドルや俳優、ミュージシャンなどですが、裏側ではいろんな人がプロ意識をもって働いています。音楽プロデューサーテレビプロデューサーカメラスタッフなど。 また、芸能事務所や映画会社レコード会社では、タレントのマネジメントや著作権管理のほか、一般企業と同じように経理総務人事広報などの仕事もあります。
 一般社会から逸脱した人が多いイメージがありますが、実際にはほかの業界よりも上下関係が厳しく、しっかりした規律が求められる業界です。
 
 芸能界の仕事については以下の本をお読みください。

 『芸能プロダクション64の仕事』 メディア業界ナビ編集室 (編さん) 理論社 (2007/03)

 『芸能界ベストセレクション 2007年度版―今すぐアクセス!芸能界ナビBOOK (2007) (oricon CREATEシリーズ No. 4)
                                                     オリコン・エンタテイメント (2007/03)


アイドル・タレント
 各種モデルやイメージキャラクター、歌、ドラマでの演技、CM、バラエティ番組への出演など、テレビを中心にさまざまな分野で活躍する人です。芸能プロダクションが主催するオーディションやミスコンテストなどで選ばれるのが一般的です。

 【参考書】
 『芸能界デビュー、はじめての実践知識』 芸能界ウォッチング班 (著)  東急エージェンシー出版部 (2003/01)
 『元アイドル!』吉田豪(著)  ワニマガジン社 (2005/5/25)
 元アイドルだった人たちが、アイドルという虚構の存在と本当の自分をどう使い分けていたかを生々しく語っています。昔に比べるとかなり事情は変わってきたでしょうが、それでも芸能界は百鬼夜行の世界です。
 『アイドル武者修行』 井ノ原快彦 (著)  日経BP(2005/3/24)


俳優
 映画やテレビドラマ、舞台で決められた役柄になりきって演技をする仕事です。それぞれのオーディションに合格すると俳優になれます。演技力だけでなく豊かな表現力と表情、何よりも人を惹きつける魅力が要求されます。多くは芸能プロダクションや俳優事務所に所属しています。俳優の養成所や専門学校、劇団などに入るのが一般的でしょう。

 【参考書】

俳優になる〈’05〉 俳優になる〈’05〉
演劇ぶっく社 2005-08

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 『俳優になりたいあなたへ』 鴻上尚史(著) 筑摩書房 (2006/05)
 『発声と身体のレッスン―魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために』 鴻上尚史 (著) 白水社 (2002/05)
 『二十世紀俳優トレーニング』 アリソン・ホッジ(著) 佐藤正紀 (訳) 而立書房 (2005/11)
 『演技と演出』 平田オリザ(著) 講談社 (2004/6/21)
 『俳優になるには

歌舞伎俳優

スタントアクション俳優
 映画やテレビの撮影の際、危険なシーンで俳優に代わってアクションを演じる仕事です。具体的には建物・崖からの飛び降りやカーアクション、綱渡り、爆破などのシーンで、常に生命の危険と隣り合わせの仕事です。大事故や大怪我は自分だけでなく撮影スタッフからスポンサーまで多くの人の迷惑につながるため、決して注意を怠ってはなりません。もちろん迫真的な演技力も要求されます。ヒーローもののアクションシーンや時代劇の殺陣で「やられ役」や「切られ役」をつとめることもあり、アクション俳優をめざす人がスタントをおこなう場合も多いです。
  スタントになるにはスタント養成所やアクションスクールに入所するのが一般的です。

 【参考書】
 『アクション・バイブル』早瀬重希+木川泰宏(著) マール社 (2002/08)
 『基礎から始める殺陣・アクション入門』 松涛アクターズギムナジウム 雷鳥社 (2004/07)

声優 
 外国映画・外国製ドラマに出演する俳優の声やアニメキャラクターの声を吹き替える仕事です。ほかにもコマーシャルで原稿を読む仕事などもあります。映像のタイミングと長さに合わせてセリフを当てるだけでなく、声だけで豊かな感情表現をすることが求められます。アナウンサー養成学校やアニメ専門学校などに声優コースがあるところがいくつかあります。
 声優の仕事についてもっと知りたい方は『声優になるには』などを読むと良いでしょう。

 【参考書】
めざせ!声優アーティスト―声優の仕事のすべてがわかる めざせ!声優アーティスト―声優の仕事のすべてがわかる
主婦と生活社 2004-07

声優になるための練習問題100 はじめての声優トレーニング―声のテクニック編 声優バイブル 山寺宏一のだから声優やめられない!―声優・山寺宏一と30人の声の役者たち レッツ!声優

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グラビアモデル
 ミスコンやキャペーンガール、雑誌のコンテストなどに参加するか、モデル事務所に登録するのが一般的です。長く活躍したいならルックスだけでなくファッションやトーク、キャラクターづくりの面でもブラシュアップが必要です。

お笑いタレント・芸人
 テレビ番組やラジオ、ライブ公演などで視聴者や観客の笑いを取って収入を得るタレントです。漫才師やスタンドアップ・コメディアン、お笑い芸人、落語家などジャンルはさまざまです。最近はお笑いだけでなく司会業にも進出する動きが盛んです。お笑いタレントになるには、養成学校や劇団などに入るのが一般的です。詳しく知りたい方は『お笑いタレントになるには』を読むと良いでしょう。

 【参考書】
お笑い芸人就職読本 お笑い芸人就職読本
増田 晶文
草思社 2005-07
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 巻末にお笑い養成スクールと芸能プロダクションの一覧表がついています。 場を盛り上げる能力、当意即妙なトーク、人を笑わせ楽しませる能力は他のビジネスでも応用が利くはず。自分のエンターテイメント力を客観的に測り、自信があるなら果敢にチャレンジしましょう。


マジシャン・手品師
 ホテルや演芸場のショーやテレビ番組などで観客にマジックを披露して収入を得る仕事です。トランプを使うごく一般的なカードマジックなど至近距離で見せるクロースアップマジック、シナリオに沿ってショー形式で魅せるステージマジック、スタッフや大道具を用いた大掛かりなイリュージョンマジックなどの種類があります。マジックは「驚き」を楽しむエンターテイメントなので、ありきたりのマジックではすぐに飽きられます。常にオリジナルのマジックを考案しなければなりません。また、マジックそのものだけでなく、話芸やショーアップの技術を磨く必要もあります。大勢の観客の前では失敗は許されませんが、同時に失敗した場合にダメージを最小限に抑える能力も要求されます。
  マジシャンになるには独力またはマジックサークルに参加してマジックの技を鍛え、ストリートマジシャンとして人前でマジックを披露して度胸や演出、ステージ感覚を磨くべきでしょう。また、マジックの本場であるラスベガスのマジックスクールに通ったり、新人マジシャンがデビューするライブハウスのオーディションを受けたり、プロのマジシャンに弟子入りするといった方法があります。(→(社)日本奇術協会

 【参考書】
 『DVD見ながらおぼえる!手品入門』 星野徹義 (著)  西東社 (2004/11)
 『クロースアップマジック秘密のネタ本』 庄司 タカヒト (著) 青春出版社 (2006/02)
 『ロベルト・ジョビーのカード・カレッジ〈第1巻〉』 ロベルト・ジョビー(著) 加藤友康(訳)


ダンサー・振付師(→ダンスが好き

マネジメントオフィス勤務(一般に「プロダクション」「事務所」などと呼ばれます)

―芸能マネジャー
(タレントマネジャー)
 タレントや俳優、ミュージシャンが自分の仕事だけに専念できるよう、身の回りの世話やスケジュール管理をおこなう仕事です。レコード会社とのレコーディングやプロモーションに関わる報酬(ギャランティー)やスケジュール交渉、メディアとの出演交渉をおこなうマネジャーもいます。 もっと詳しく知りたいならこちら(→タレントマネージャー)をご覧ください。

 『芸能マネージャーとして、女として―私が選んだ生き方』 小糸綾子(著) スターツ出版 (1998/06)


芸能レポーター
 テレビ番組の制作発表や記者会見などに出向いて、芸能人の私生活を含めた身近な情報や芸能界の噂話などを視聴者や読者に伝える仕事です。雑誌・新聞の芸能記者だった人や元タレントなど出身はさまざまです。もっと詳しく知りたいならこちら(→レポーター)をご覧ください。


大道芸人(ストリート・パフォーマー)
 クラウン(道化師)芸やパントマイム、アクロバット、ジャグリング(ボールやスティックを使っておこなう芸)、手品、猿回し、バナナの叩き売り口上、ガマの油売り口上、居合いぬき、エアギター、風船芸、紙切りパフォーマンス、ちんどん屋などなど、ほかにもオリジナルの芸能を披露するパフォーマーが数多く存在します。とにかく人が集まる場所で芸を披露し、多くの人にこれならお金を払ってもいいと思わせることが基本です。
 以下のサイトもご覧ください。 →芸人市場ドットコム 

ヘブンアーティスト[資格]
 東京都が認定するライセンス制度で、資格を取得すれば東京都指定の公共施設で「東京都公認」を名乗ってパフォーマンスをおこなうことができます。詳しくはこちら(→東京都生活文化局)をご覧ください。

 【参考書】
 『自由になるのは大変なのだ―インプロ・マニュアル』 今井純(著)  論創社 (2006/01)
 『ボールジャグリング入門』 中嶋潤一郎(著) ナランハ 第2版版 (2001/08)
 『ボールジャグリング百科』 チャーリー・ダンシー(著) 井上恵介(訳) 遊戯社 (2003/04)
 『大道芸人』 森直実(著) ビレッジセンター出版局 (1997/04)


サーカス団員
 サーカス団に所属して各地を回り、仮設テントを建てるなどして、そのなかでクラウン(道化師)芸やパントマイム、アクロバット、舞踏、マジックなどの大道芸を披露します。(→国際サーカス村

 【参考書】
 『アクロバットとダンス』 石井達朗(著) 青弓社 (1999/08)
 『アートサーカス サーカスを超えた魔力』 西元まり(著) 光文社 (2003/2/14)

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