施工管理者(現場監督)
建築工事や土木工事などの工程を管理する仕事です。作業手順やスケジュール、予算を定め、必要な建築資材を手配し、職人を集めて工事の進行具合をマネージします。具体的な工事内容を把握するだけでなく、関連する法令や予算管理の知識も欠かせません。職人を束ねる仕事のため、優れたコミュニケーション能力と統率力が求められます。関係する資格に、国土交通省が認定する国家資格の「施工管理技士」があります。建設機械施工、土木施工管理、建築施工管理、電気工事施工管理、管工事施工管理、造園施工管理に分かれています。1級と2級があり、2級の学科試験については2006年度から高校・大学などの卒業見込みの者でも受検可能となりました。
建築機械オペレーター
建築現場や土木工事の現場で工事用の特殊車両や機械の操作・点検・管理をおこなう仕事です。職場としては建設会社や工務店など建築・土木工事を請け負う会社です。
―車両系建設機械運転技能者
基礎工事用のくい打ち機、くい抜き機、アースドリル、せん孔機、解体用のブレーカ、整理・運搬・積み込み用のブルドーザ、パワーショベル、モータグレーターなどを走行・操作するのに必要な資格です。大型特殊自動車運転免許があれば講習の一部が免除されます。
詳しくはこちら(→ 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習)をご覧ください。
―クレーン・デリック運転士 移動式クレーン運転士
重量物を移送するクレーンを操作する資格です。つり上げ荷重5トン以上のクレーンを運転する者は厚生労働省の各都道府県労働局長の免許が必要になります。デリックはクレーンの一種です。18歳以上なら誰でも受験可能です。(→(財)安全衛生技術試験協会)
詳しくはこちら(→ クレーン・デリック運転士/移動式クレーン運転士)をご覧ください。
―フォークリフト運転技能士 詳しくはこちら(→ フォークリフト運転技能講習)をご覧ください。
※職業能力開発促進法に基づく国家資格として「建設機械整備技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
※陸上自衛隊の施設科などに入ると、努力と機会次第で車両系建築機械運転技能者や移動式クレーン運転士の免許・資格が取得可能です。(→自衛隊に入りたい)
建築機械整備士
整地や運搬、基礎工事用などに用いられる特殊車両や機械を整備する仕事です。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「建設機械整備技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
型枠工
ビルや橋梁、トンネルなどコンクリートを使用する建設現場の基礎工事で、コンクリートの基礎を流し込むための板パネルを組み立てる仕事です。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「型枠施工技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
ほかにも「型枠支保工の組立て作業主任者」があります。
基礎施工士
基礎工事のうち場所打ちコンクリート杭工事をおこなう技術者の認定資格です。建築の基礎設計や土木工学、土質、衛生管理の知識・技能、騒音・振動を抑える技術に精通することが求められます。(→日本基礎建設協会)
コンクリート工
土木建築会社に所属し、コンクリートミキサー車から出る生コンをポンプで流し込んだり、コンクリート積みブロックの加工や施工をおこなう仕事です。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「コンクリート圧送施工技能士」と「コンクリート積みブロック加工技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
とび職 鉄骨工
アンカー工
コンクリートの壁や床にドリルで穴を開け、空調用の配管や電気配線を取り付けるために必要なアンカーボルトを埋め込む仕事です。
建築板金工
中華料理屋などの屋外にブリキのダクトが壁に沿って伸びているのをよく見かけますが、建築板金工はそうした換気用のダクトを作製・施工するほか、板金を用いた屋根葺きなどを担当します。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「建築板金技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
ガラス取り付け工
建築現場でガラス施工をおこないます。職業能力開発促進法に基づく国家資格として「ガラス施工技能士」があります。
配管工
大きく分けて給排水用の配管工とガス管を施工する配管工があります。給排水の配管工はキッチンやバス・トイレ・洗面所のの水道設備を取り付けます。職業訓練校で基本を学べます。関連する資格に管工事施工管理技師と給水装置工事主任技術者があります。平成8年の水道法の改正によって、指定給水装置工事事業者には必ず給水装置工事主任技術者を置くことが義務付けられています。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「配管技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
建築塗装工
腐食防止や美観を目的として、住宅やビルの外壁・内装・金属部分に塗装を施す仕事です。関連する資格に有機溶剤作業主任者があります。各作業主任者の資格については、都道府県の労働局労働基準部安全課や労働衛生課、各労働基準監督署にお問い合わせください。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「塗装技能士」があります。
防水シーリング工
建物の屋根や窓枠、キッチン・バス・トイレなどで、防水処理のためにローラーやこて、はけを用いてシーリング材を充填・塗布する仕事です。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「防水施工技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
スレート工
スレートとは粘板岩を薄い板状に加工したもの(天然スレート)ですが、現在では人工の石綿系やコンクリート系のスレートがほとんどです。建築物の屋根材や外装材、内装材などとして用いられます。スレート工はその取り付け工事をおこないます。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「スレート施工技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
内装工
床にフローリング材やカーペットを敷き詰めたり、壁・天井に石膏ボードやクロスを張る仕事です。(→クロス職人)
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「内装仕上げ施工技能士」があります。
浴槽設備工
浴槽設備の施工会社や工務店などに属し、住宅などに浴槽設備を取り付ける仕事です。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「浴槽設備施工技能士」があります。
サッシ工
サッシとは障子やガラス窓のような枠と戸部分(ガラス面を含む)が一組として製作される建具を意味します。サッシ工はサッシの施工業者に所属するなどして、住宅やビルの建設現場でサッシドアやサッシ窓を取り付ける仕事です。特殊車両や溶接の技術があると有利です。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「サッシ施工技能士」があります。 ほかにも「サッシ・カ−テンウォ−ル基幹技能者」があります。→(社)日本サッシ協会、(社)カ−テンウォ−ル・防火開口部協会
カーテンウォール工
高層ビルなどで使用されるカーテンウォールの取り付け工事で、工事の段取りを定めて実際の取り付けをおこないます。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「カーテンウォール施工技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
タイル工
建築物の内装材や外装材、床材に用いられるタイルを張る仕事です。 職業能力開発促進法に基づく国家資格として「タイル張り施工技能士」があります。
レンガ積み工
建築物の囲いや花壇などのエクステリアの施工工事でレンガを積む仕事です。職業能力開発促進法に基づく国家資格として「れんが積み施工技能士」があります。
自動ドア取り付け工施工技能士
自動ドアの分解・組立て・調整、アルミの切断や穴あけ、タップ加工のほか作業衛生の管理をおこないます。
職業能力開発促進法に基づく国家資格として「自動ドア施工技能士」があります。国や各都道府県の職業訓練校に入学して関係する学科を修め、実技試験に合格することで取得できます。
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